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廃温水熱利用蒸気発生装置 VS-400M 2013年4月から発売予定

〜高効率な熱交換器と圧力容器を一体化し、省スペースと施工性向上を実現〜
東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下「東京ガス」)と三浦工業株式会社(社長:盒 祐二、以下「三浦工業」)は、工場の生産工程等で排出される使用しきれない廃温水を蒸気に変換する「廃温水熱利用蒸気発生装置(VS-400M)」(以下「本装置」)を共同で開発しました。蒸気を多用する工場等では、廃温水を蒸発させて低圧蒸気として再利用する方法の1つとして、熱交換器と圧力容器(フラッシュタンク)を組み合わせたシステムを導入しています。本装置は、効率の高い熱交換器を圧力容器内部に装備して、従来のシステムでは個別に設置していた熱交換器と圧力容器を一体化しました。これによって、標準的な場合で約6割の設置スペースを削減するとともに、施工性を向上し、施工費を低減します。

三浦工業は、生産工程で発生する廃温水を蒸気として回収する提案を全国の工場向けに実施し、来年4月から本装置の販売を開始します。年間販売目標は20台です。
東京ガスと三浦工業は今後、本装置を活用し、ガスエンジンコージェネレーションシステムの廃熱を温水ではなく蒸気として回収するシステムの開発※1に取り組みます。工場においては、温水の利用用途が限られている一方で、蒸気は加熱や殺菌等の生産工程に幅広く利用できます。ガスエンジンコージェネレーションシステムでは、発電する際に生じる廃熱を蒸気と温水に分けて回収しますが、回収した温水も本装置を活用して蒸気に変換することで、廃熱から得られる蒸気量を増大することができます。

※1:従来よりも高温の温水を回収できるガスエンジン、および少ない動力で蒸気を昇圧する蒸気圧縮機を開発し、本装置と組み合わせることで、ガスエンジンコージェネレーションシステムの廃熱を、温水ではなく蒸気として、効率よく回収することができる見込みです。

 本装置の主な特長
(1)省スペース
従来のシステムでは、まず熱交換器を使って廃温水で給水を温め、温めた水を圧力容器に送り、そこで蒸発をさせることで蒸気を発生させます。本装置では、熱交換器と圧力容器を一体化し、熱交換器を内蔵した圧力容器(蒸発部)の内部で廃温水から水に熱を伝えることで蒸気を発生させます。この熱交換器は、廃温水が通る伝熱管の上から水滴を噴霧することで効率よく蒸気を発生させることができます。
高効率な熱交換器と圧力容器を一体化することで、本装置は従来のシステムと比べ、設置スペースを約6割削減することができます。
(2)施工性が容易で低コスト
熱交換器と圧力容器を接続する配管工事やポンプ制御システムの組み込みを現場でする必要がなく、施工が容易です。そのため、工期短縮や必要な配管部材の削減が可能となり、施工費を低減します。
(3)維持管理の負担の削減
圧力容器は法令上、最高使用圧力と内容積によって大規模なものから順に「第一種圧力容器」、「小型圧力容器」、「(簡易)容器」に区分され、その区分ごとに必要な検査等が定められています。本装置は、「小型圧力容器」の範囲内の圧力容器を4つ組み合わせることで、従来は「第一種圧力容器」でなければ得られなかった量の蒸気を「小型圧力容器」として発生させることができ、「第一種圧力容器」で義務付けられた年に1度の性能検査等が不要です。
以上
【VS-400Mの製品詳細情報はこちら】
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