村口実 絵画展
これまでの特別企画展

村口実展


ミウラート・ヴィレッジは、これまで愛媛県に縁のある個性的な作家を少なからず顕彰してきました。今展では、松山市界隈を活動の拠点とし、純粋に画業に専念した画家・村口実(1920-2000)の作品をご紹介いたします。
村口は1920年、松山市に生まれました。若年時、南満州鉄道に奉職し、帰郷後は、裁判所の給仕や映画看板製作の助手などをつとめました。その後は職に就かず、岸田劉生の影響もあってか、自ら『黒土社』を主宰し、絵画制作に専念しました。
毎日のように大街道を歩き、大好きなコーヒーを飲み、風土や人、街の活気などから得られた画想は、洋館、山、鳥、トンボ、花や果物などのモチーフを通じて表現され、それらは村口の作品に幾度となく登場しています。
また、村口は油彩画だけでなく水彩画も描きましたが、必ずしもキャンバスや紙に描いているわけではなく、ダンボールや菓子箱など、描ける物は何でも画材にしました。その姿勢からは、生活を持たない貧困の中でさえ絵を描き続けた情熱を感じずにはいられません。  孤高の画家と称された村口でしたが、少年のまま八十歳になったかのような不思議な人柄は多くの人に愛され、それは村口のあたたかく力強い画風にも反映されています。
また、晩年まで続けたという児童養護施設の子供たちへの絵の指導は、村口が小さな命の成長を見守り育てたさわやかな側面でもあります。
今展では、生前、村口と交流があった所蔵家の方々のご協力のもと、油彩画、水彩画作品約60点を集めて村口実の世界をご紹介いたします。

ミウラート・ヴィレッジ (三浦美術館)

村口実 絵画展

2014年6月29日(日)〜8月10日(日)

開館時間
9:30〜17:00(入場は16:45まで)
休 館 日
月・火曜日(祝日は開館)
入 場 料
一般500円(前売り販売なし)、高大生300円、中学生以下無料

作品紹介

 
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