■生誕110年記念 三岸節子展 わたしの美の巡礼
これまでの特別企画展

生誕110年記念 三岸節子展 わたしの美の巡礼


このたび、ミウラート・ヴィレッジでは、わが国の女流洋画家の先駆者として活躍し、女性初の文化功労者に選ばれた三岸節子の展覧会「生誕110年記念 三岸節子展〜わたしの美の巡礼」を開催いたします。
三岸節子(1905-1999)は愛知県中島郡小信中島村(現一宮市)の織物工場を営む裕福な家に生まれました。生憎、この家は恐慌のあおりで倒産してしまいましたが、この大きなショックから立ち直るべく興味を抱いていた絵の道を目指す決心をします。16歳で上京して洋画家・岡田三郎助に師事し、女子美術学校2学年に編入後、主席で卒業しました。
その後、天才画家と呼ばれた三岸好太郎(1903-1934)と結婚し、長女を出産した20歳の時には春陽会展で、女性で初めて入選して画壇へのデビューを果たします。しかし、それからの道は決して平坦なものではありませんでした。好太郎が31歳の若さで亡くなり、節子は29歳で3人の子どもを女手一つで育てることになりましたが、厳しい現実の中でも画家として生きる道を貫く決心をします。自らの芸術を追求しながら、画壇における女流洋画家の道を切り開くべく、より一層制作活動に邁進していきました。戦後初の個展を開催し、女流画家協会を創立し、画壇にその実力と才能で確固たる地位を築いていったのです。
節子の制作意欲は生涯を通して変わらず、63歳の時に居を南フランスに移し、風景画という新境地を拓きました。異国での孤独感や老化と闘いながら制作に励み、84歳で帰国した後も94歳で亡くなる直前まで神奈川県大磯のアトリエにて、逞しい精神力で生命を謳歌する新作を描き続けました。最後まで芸術家として、また愛と恋に生きたその人生は、節子が生涯に亘り描き続けた力強く燃え上がる情熱的な花のようでした。
今展では、フランス、大磯などのアトリエに残された油彩画、パステル画、デッサンなど、未公開作品を含む約50点をご紹介いたします。是非この機会に三岸節子の美の巡礼をご堪能ください。

ミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)

 

生誕110年記念 三岸節子展 わたしの美の巡礼

2016年7月3日(日)〜9月4日(日)

開館時間
9:30〜17:00(入場は16:45まで)
休 館 日
月・火曜日(祝日は開館)
入 場 料
一般1000円(前売り700円)、高大生500円、中学生以下無料
  • ※65歳以上の方は年齢確認ができるものをご提示いただければ700円となります。
  • ※障害者手帳をご持参の方はご本人と同伴者1名様まで700円となります。

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