加温不要でコストを抑えて純水を安定供給できる、RO装置 MRO。

缶コーヒーをはじめとする、すべての飲料製品の原料に鈴鹿山系の天然水を使用しているUCC滋賀工場様。その品質へのこだわりから、缶やペットボトルを洗浄する用水にも良質な純水を求めていました。ミウラの「RO装置MRO」は、水から不純物を取り除いた高品質な純水を安定して多量に供給できるという評価から採用に。もちろん初期投資を大幅に抑えられるメリットも選定を後押ししました。また、一口に水と言ってもその性質は季節によって変動するもの。ミウラ独自のフィードバック定流量制御なら、水の粘性が増してしまう冬でも、加温装置なしで一定量を確保できるのです。良質な純水の製造には手間とお金がかかる、という常識を覆す。

水の品質を追求している企業をワク沸クさせるソリューション、ミウラがお届けします。

UCC滋賀工場で稼働するRO装置 MRO

UCC上島珈琲株式会社 様

UCC上島珈琲株式会社 様

2013年に創業80周年を迎え、日本のコーヒー文化を支え続けてきたUCC上島珈琲株式会社様は、世界でも類を見ない「カップから農園まで」の全ての事業を自社で展開するコーヒーカンパニーです。中でも2012年に竣工した滋賀工場様は、コーヒー本来のおいしさにこだわった製品づくりをめざして多彩な最新機器を積極的に導入した先進的な工場です。ミウラは「生産用水純水システム」と「小型貫流蒸気ボイラ」を採用いただき、水源と熱源を集約したトータルソリューションを提供しています。

UCC上島珈琲株式会社 滋賀工場

設立/2012年 所在地/〒529-1331 滋賀県愛知郡愛荘町愛知川1343

UCC上島珈琲株式会社 滋賀工場様の導入機器一覧

ボイラ関連機器

水処理関連機器

工場エネルギー管理システム

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多大な純水の製造コスト、その大幅削減に成功。

この方にお話を伺いました UCC上島珈琲株式会社 滋賀工場 生産技術担当 担当課長 岩元英明氏

UCC滋賀工場の特長は?

UCC滋賀工場は多機能抽出や無菌充填システムといった最新技術を積極的に取り入れ、品質と安全性を追いかけた製品を製造しています。私たちはすべての製品でコーヒーの抽出に適した良質な中間硬水である鈴鹿山系の天然水を使用しています。缶やペットボトルの洗浄などに使う生産用水にもこだわり、高精度な純水を必要としていました。だからこそ、ミウラの「RO装置MRO」を採用したのです。

生産用水純水システムの選定理由は?

ミウラの「RO装置MRO」は、純度は不純物がほとんどない電気伝導度2.0μS/cm、供給量は50・3/hと安定していたので魅力を感じました。さらに水温が下がり水の粘性が上がる冬を想定し、生産ラインにはあらかじめ給水加温装置を導入したり、RO膜を多く入れたりして選定する必要があると考えていたため、純水製造には手間と膨大なコストがかかると思いこんでいました。しかしMROはこういった設備が不要なため、初期投資費用を大幅に削減できたのです。ランニングコストも従来の加温方式と比べ約76%もの削減に貢献し、システムの小型化が図れる点も評価しました。

トータルソリューションを採用した理由は?

工場の設備を検討していたときに、効率の良いトータルソリューションの提案があり採用しました。UCCは企業全体で環境保全に積極的に取り組んでいます。そうした流れから滋賀工場ではコーヒーの抽出カスを燃料にしたバイオマスボイラの導入が決定していましたが、これだけでは工場全体の約1/5しか蒸気を賄えません。飲料の熱交換時から滅菌機、殺菌釜まで、蒸気はコーヒー飲料製造のあらゆる工程で必要になるので、豊富な実績と環境性能を評価し小型貫流ボイラを導入したのです。他の工場のボイラに比べ、燃料使用量は約20%削減できています。また安全にはもちろん細心の注意を払っているため、薬品を使わないゼロケミというミウラ独自のボイラ水処理も魅力でした。

すべての製品で鈴鹿山系の天然水を使用しコーヒー本来のおいしさにこだわっているUCCの飲料製品

ミウラのトータルソリューションで水源と熱源をまとめて確保

「RO装置MRO」の前で話す岩元氏とミウラのメンテナンス担当

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想定外のトラブル時に確かなメンテナンス力を実感。

オンラインメンテナンスの評価は?

ミウラが機器の稼働状況を24時間365日、見守ってくれていることに安心感を感じています。トラブルを未然に防げて、万一のときにも迅速に対応してもらえるからです。今でもよく覚えているのが正月休み明けの出勤ですね。正月を除いて工場は24時間稼働していますが、このあたりは厳冬期に外気が氷点下になってしまい、休み明けに生産用水設備のポンプが凍ってしまっていたのです。それにいち早く気づいたミウラのメンテナンス担当者から電話を受け、私たちもトラブルに気づきました。トラブルは初動を早められるほど、早期復旧が可能になり、対応策も多くなります。24時間工場にはいられないのでオンラインメンテナンスだったり、緊急時の連絡をミウラの集中管理装置から電話回線を通じてメールを受けとれるシステムはとても便利だと実感しています。

その他に評価しているのは?

ZMP契約ですね。ミウラ独自の保守契約制度によって、水源と熱源という工場を稼働させる根幹を担うエネルギー源の継続管理をまとめてお任せできるのはミウラだけです。ZMP契約はボイラや水処理機器などの定期点検、消耗品の交換にかかる費用などを一元的に定量化できる点も魅力ですね。また、水源も熱源も同じメンテナンスの方が担当なので細かな手間が省けていると感じます。相談時には豊富な知識に裏打ちされたアドバイスをすぐに返してくれて助かっていますね。

今後、ミウラに期待することは?

現時点でボイラ・水・電気・エアを総合的にマネジメントできる良さを実感しています。特に、ミウラの集中管理装置ですね。事務所でPCの前にいたらすべてのエネルギーの運転状況を把握できるというのは、やはり画期的だと思います。滋賀工場はまだ竣工して1年未満の工場です。徐々に蓄積してきた集中管理装置ERのデータを基に今後どう活かしていくのか、どうやってさらにムダをなくしていくのか。そういった視点の分析や提案を一緒に考えてもらえたら、と期待しています。

高効率な小型貫流ボイラを導入し、蒸気の安定供給を実現

小型貫流ボイラが作った蒸気で缶を滅菌

水、蒸気、電気などの運転状況がひと目でわかる集中管理装置ER

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ボイラも、水処理機器も、同じメンテナンスの専門家が担当しています。

ミウラのメンテナンスは熱の技術にも水の技術にも精通したサービスエンジニアが担当しています。広範な専門知識を習得した専門家がメンテナンスを担当するため、一つの窓口にご連絡いただくだけで熱源、水源の保守運用をまとめて行え、お客様の管理の手間を大きく軽減できます。さらに、熱源や水源といった工場の根幹を支えるエネルギーを合わせて管理できることで、工場全体でのメンテナンスを実現。たとえば、ボイラの給水に問題があったときも、ボイラだけに原因を求めるのではなく、水処理機器の稼働を見直す必要があるといった課題の根本的な解決を可能にします。さらに熱と水をトータルで管理することにより、稼働後のコスト削減策の提案も積極的に行えるのです。

全国約100ヵ所の拠点に配した1,000名以上のサービスエンジニアがメンテナンスに従事。