私が、ワク沸クミウラです。 ワク沸クを大切にする、ミウラ人の情熱をご紹介します。

  • 1.未利用熱を活かす挑戦
  • 2.世界中の海を守る決意
  • 3.暮らしを変える水の探究
  • 4.工場の安心を支える使命
  • 5.工場の安心を支える使命
  • 6.世界に広がるものづくり精神

ものづくりが語るのは世界共通の言葉です。

製造部 トーマスのものづくり品質への情熱

製品の安全性と顧客のニーズを最優先する。国境を越えた、ミウラのものづくり品質。

1.ミウラ流「ものづくり」

日本で開催されるミウラの溶接コンクールに参加するために来日しました。普段は、ジョージア州にある「MIURA MANUFACTURING AMERICA Co., Ltd.」で溶接士として働いています。まだ入社してから2年ほどしか経っていません。きっかけはミウラで働いている人に「良い会社だ」と聞いて興味を持ちました。実際に入社してみて、仲間はいい人ばかりですし、協力を大切にする一つの大きなファミリーのような印象を抱いています

アメリカから持参した溶接マスクを装着し作業に入るトーマス
製品だけでなく工場全体を見直すことでお客様の問題を解決します!

入社後に一番驚いたのは、品質の高さです。TVやクルマを例にあげるまでもなく、以前から日本製品の品質は優れていると感じていましたが、最先端の機器が作るものはもちろん、人が作るものにおいても高い技術を感じました。その理由はQC(Quality Control)という品質管理部門にあります。以前働いていたアメリカの会社と比べると各項目のチェックをはじめ、管理体制がより一層厳格ですね。そうした妥協のない品質管理の徹底はもちろん、同時に確かな教育、優れた人材の育成に注力しているのだと実感しています。

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2.技術は人に宿る

多缶設置されたミウラの蒸気ボイラ(撮影協力 明治屋食品工場様)

経験を重ねることでしか得られない感覚を必要とするため、職人として腕を磨く必要があります。ミウラには優れた社員教育がありますが、私自身一人のベテランとして若い人に力を貸して、彼らをより高いレベルへと導いていきたいという想いがあります。過去の経験をもとにアドバイスしたり、難しい溶接箇所があれば目の前で見せたり、体感させながら技術を身につけてさせることを心がけています。 やはり技術は人に宿るものです。ミウラにはアメリカの基準以上のものづくりに挑める環境があります。日々研鑽を積んで技術を磨いていく場として、私自身やりがいを感じていますね。なかでも特注品を受注したときは、ケース・バイ・ケースでお客様のニーズに合わせ新たな設計に基づいた作業になるので腕が鳴りますよ(笑)。

今すぐチェック!トーマス以外も活躍中!ミウラの海外拠点
海外19ヵ国でボイラを販売、現地のお客様からの引き合いが増えています。

10代の頃から30年以上、溶接に携わってきた経験を買われ、缶体・水面計といったボイラの心臓部となる圧力容器の溶接を担当しています。
溶接はボイラの製造には欠かせません。溶接技術が未熟では、規格通りの圧力容器を作れず、安全性を確保できませんからね。作業時間や見た目の美しさが求められますが、何よりも重要なのは確実に溶接部を溶着させる品質の均一化です。

アメリカでミウラの次代を担う溶接士を育てたい!
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溶接はものづくりの基幹技術。その技術の向上が品質の高さにつながる。

ミウラグループ溶接教育分科会推進者 三浦マシン株式会社 代表取締役社長 稲井俊二
めざしているのは最高の品質

溶接コンクールとは、ミウラグループと主要取引先で開催される溶接技術の競技会です。国内外のグループ各社で予選を行い、その上位入賞者だけが参加を許されます。今年は約120人が参加していますが、全国でもこれだけの規模の溶接競技会は珍しいです。ここでの入賞は選手個人だけでなく、グループ各社にとっても大きなモチベーションとなります。そして、それはそのまま日々の仕事の中で、自ずと若い人への技術伝承につながっているのです。また、ミウラ本社内には「三浦溶接道場」と呼ばれるトレーニング施設が設けられており、溶接技量だけでなく溶接知識も習得できるように教育には力を注いでいます。
お客様のニーズに合ったものをミウラならではの最高の品質でお届けしたい。だからこそ、溶接はあらゆる技術の一つに過ぎませんが、そうした技術を一つひとつ着実に高めることこそが、ミウラの使命だと思うんです。

溶接は人の力が物を言う

溶接はミウラのものづくりの根幹を担う重要な技術です。たとえばボイラなどの高温高圧の気体・液体を封入する圧力容器は溶接なしでは製造できません。難しいのは、人による伝承が不可欠ということです。自動化などの技術がいかに進化しても、人が持つ技術を高めなければ品質を高められません。だからこそ、ミウラはグループ全体で溶接技術の向上をめざしています。
溶接は、特殊工程と称して非破壊検査をする部位以外は外観を除き良好な溶接ができているか作業後の確認ができません。それだけに高品質を維持するためには人の技量に頼るしかないのです。また、人だけでなく、作業環境、たとえば工場内の換気状態にも注意を払っています。そうした中で技術を磨くためには、何よりも一人ひとりの熱意が重要だと考えています。とりわけ若い人は意識次第でスキルアップのスピードが飛躍的に変わります。ミウラグループでは溶接技能者のやる気を刺激する取り組みを大切にしています。その一つが溶接コンクールです。

いつでも溶接のトレーニングができる「三浦溶接道場」 県内はもちろん、全国の溶接競技会で受賞した盾やトロフィー。 ミウラの溶接コンクールで磨いた技術が発揮されている
溶接協会が主催する県溶接競技会および全国大会で優秀な実績を重ねた人には「溶接マイスター四国」の認定が与えられます。四国全体でも15人しかいないこのマイスターの内、5名はミウラグループに在籍!
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アメリカ代表としてトーマスも参戦!国内最大級の溶接コンクール

日本はもちろん、アメリカ、中国、韓国、台湾、そしてインドネシア。ミウラの国内外のグループ各社と主要取引先で行った予選を見事に勝ち抜いた参加者、総勢116人が本年度の溶接コンクールに参加しました。TIG、炭酸ガス(CO2)アーク、被覆アーク、ロボットの5部門に分かれ、評価項目は接合部の美しさを見る「外観審査」や「放射線透過試験」、「曲げ試験」を実施し、実際の製品に準じて審査。ミウラ本社にて開催された大会当日の様子、お届けします。

250名を超えるミウラグループ社員や見学者が集まった開会式。中には、溶接コンクールの見学を希望する近隣の工業高校の学生の姿も。入場前の点呼。いつもは穏やかなトーマスも、このときばかりは真剣な面持ち。 いざ競技開始!トーマスが参加する炭酸ガスアーク溶接は作業効率が良く、汎用性に優れた溶接技術です。 ロボット部門の作業風景。プログラミングによるロボット溶接作業を競います。 完成した作品を 提出するトーマス。展示会場に集められた作品は、まるで芸術品のよう。溶接未経験者が見ても、その美しさの優劣はわかります。