ミウラの歴史は、世の中をワク沸クさせてきた歴史

ミウラがいつも意識してきたのは、世の中や自然環境、そして何よりこの国の未来でした。たとえば半世紀前、工場で使われているボイラから黒い煙がもくもくとのぼっていた頃、「東京から富士山が見えるように、空をきれいにしたい」という想いから、私たちは効率のいい小型貫流ボイラの開発に取り組み、大気汚染の防止に貢献できるガス焚きボイラの製品化に見事成功しました。

また、日本の経済がかつてないほど高度に成長していた時代に、その発展の基盤となるべきボイラが高価では進歩のスピードを妨げてしまうと考え、「世界一安くて良いボイラを創ろう」と、価格を上げることなく品質に妥協しない製品づくりに情熱を傾けてきました。左:スローガンを記した看板 右:会社前での記念撮影(昭和39年正月)未来を想い描くチカラ、それこそがミウラの原点であり、原動力です。50年以上ボイラを追いかけつづけてきたことで得られた、「熱・水・環境」のチカラを駆使して、「夢」という熱をどんどん上げていく。

今までも、これからも、ミウラが世界中をもっともっとワク沸クさせていきます。

ボイラから水処理製品、蒸気・排熱を利用した省エネ機器まで、「熱・水・環境」の技術は、幅広い分野で活躍しています。

活エネルギーで、ワク沸ク

ミウラの環境への取り組みは、ボイラの効率を高めることだけではありません。私たちは、地球の明日をみつめ、広い視野に立ち、蒸気のさらなる可能性に挑戦してきました。

そうして、辿り着いたのが、省エネルギーの先にある「活エネルギー」です。それは、今まで捨てていたエネルギーをあますところなく使うための熱回収技術や、回収したエネルギーの有効利用を実現するためのシステムを通じて、エネルギーをムダなく使いきる技術のこと。その代表的な製品が、神戸製鋼所と共同開発した「蒸気駆動エアコンプレッサ」です。電気ではなく蒸気を使ってコンプレッサを動かす技術は、約85%ものランニングコストと約90%ものCO2を削減する、驚きの環境性能を実現します。

さらに、ミウラの環境への意識は、技術の進化だけにとどまりません。社員の半数以上が、環境問題に関する幅広い知識を求められる「eco検定」に合格。自らの仕事とエコの知識を結びつけて考えることで、さらなる地球へのやさしさを追求します。

技術と人。2つのチカラを組み合わせ、ミウラは、地球さえもワク沸クさせるような製品づくりに取り組んでいきます。

蒸気駆動エアコンプレッサとボイラが実現する、ミウラならではの活エネルギー!

世界中を、ワク沸クさせたい

日本の多くのお客様の元で愛用いただいている小型貫流ボイラは、その環境性能において、世界中で必要とされるはずだとミウラは信じ、海外進出に挑戦してきました。

そうして、今では、ミウラのボイラはおかげさまで世界20カ国に蒸気をお届けしています。アジア、北米地域など、現地法人は13カ国に及び、製造、販売、メンテナンス、そして人材までも現地にこだわる「現地生産」を重視し、柔軟性と機動力に富んだ事業を展開。海外でビジネスを展開するお客様の事業の活性化と、その国の経済に貢献することをめざしています。もちろん現地で採用した人材には、日本での研修にも参加してもらい、ミウラの企業理念や幅広い製品知識を共有できる育成を心がけています。さらに、万一の故障を未然に防ぐため、海外でもオンラインメンテナンスをスタートしました。

また、かつて東京の空を美しくしたいと願い、環境にやさしいボイラを開発したミウラは、海外においても、その土地に最適な環境保全を考え、積極的にミウラのボイラの普及に取り組んでいます。

8カ国で生産・供給、16カ国で販売

たとえば、約8割のボイラが石炭を燃料として今なお稼働している中国では、光化学スモッグなどによる大気汚染が大きな問題になっています。ミウラは、高効率の産業用ボイラを提供するのとともに、次代の環境保護を担う人材の育成にもチカラを入れています。

日本で評価いただいているミウラのボイラが、海外で活躍している。だからこそ、その国、その地域の未来を見据えて活動していきたい。それは、海を越えてワク沸クを届ける、ミウラの使命です。

水の技術に、ワク沸ク

ボイラを究めることは、実は、水を究めることでした。きれいな蒸気をつくるために、水の中の小さな不純物を取り除いたり、水によるボイラ水管の腐食を防いだり、ボイラの技術のために行っていたことが、水のエキスパートになるための研究でもあったのです。今では、世界20カ国でボイラの販売を行い、日本はもとより、世界中の水にも詳しくなってきています。

そうして、培ってきた水の技術が、ボイラ以外の水処理事業にまで活かせることに気づきました。ご家庭用の軟水をはじめ、ボイラ用水や純水など、工場で使用される水までまとめてご提案できる私たちのトータルソリューションは、経費や資源のムダを大幅に削減し、省エネを実現します。

さらに、水処理の省エネを考えることは、技術の新しい可能性に気づくことでもありました。たとえば、食品メーカーのお客様からご好評いただいている「ゼロケミ」という技術は、今まで薬品を使って行っていたボイラへの給水の水質改善を、ミウラの水処理技術により、薬品の使用を限りなくゼロに抑えることが可能になりました。薬品を使わないことで、蒸気の安全性の確保はもとより、ボイラの運転効率も向上させることができるのです。

左:塔式ろ過装置WA 右:RO装置MRO

「熱」と「水」。一見、正反対のようにも思える2つのチカラを組み合わせたら、いったい、何ができるのか。ミウラ自身が、今からワク沸クしています。

水をまとめてご提案!

ワク沸クを見守る人間力

人のチカラを重視し大切に育ててきたことが、ミウラの進化につながりました。

たとえば、私たちが独自に実践する「テクノサービス」とは、お客様に役立つ技術と、人としてお客様に愛され信頼されるサービスを提供することです。

つまり、どんなに新しく、どんなに優れた技術であっても、お客様が必要としている技術でなければ、意味がないと私たちは考えます。お客様を想う姿勢こそが、「お客様最優先」を掲げるミウラへの信頼をより強固なものに変えていく唯一の方法だと確信しています。

また、ミウラには「技術」「営業」「メンテナンス」という、それぞれの専門家が経験やノウハウを最大限に活かせる、柔軟な体制が整っています。なかでも、熱の技術にも水処理の技術にも精通している、1,000名を超えるサービスエンジニアからなるメンテナンス部門は、夜間、休日でもトラブルに対応するZISオンラインセンターとともに、24時間365日、変わらない安心感をお客様にご提供しています。

お客様のワク沸クの源となる「テクノサービス」を実践しつづけ、とどまることなく、新たなワク沸クを生みだしていくために。ミウラは、人を真ん中に置くことで、つねにお客様のベストパートナーをめざしていきます。

柔軟な連携を実現する「総合力」こそが、ミウラの強み!

ワク沸ク松山

私たちミウラは、設立以来55年以上、愛媛県松山に本社を構えてきました。創業者三浦保が郷土を深く愛していたことはもちろん、人も自然も穏やかなこの場所が社員一人ひとりの心を豊かにし、お客様との信頼関係を築く際に大切となる「人間力」を育むうえで最適な環境だと考えたからです。

そんな松山に少しでも恩返しできるように、ミウラは地域貢献活動にも積極的に取り組んできました。

たとえば、三浦保によって建てられた美術館「ミウラート・ヴィレッジ」は絵画や陶芸、彫刻などの優れた美術品を展示、広く一般に公開するだけでなく、小・中学生向けに著名な芸術家を招き工作などのワークショップを行なったり、春には中庭でお花見会を開いたり、地域の方との交流の場を設けています。

最近では、愛媛マラソンや地元のお祭りで、熱と水を扱うミウラならではの温かい足湯をご提供。寒さをやわらげるくつろぎのひとときをお楽しみいただきました。

これからの50年も、今までの50年と同じように、私たち自身が愛し、愛されたいと願う、ここ松山から日本そして世界へとワク沸クを届けていきます。

左:ミウラート・ヴィレッジ 右:2011年 松山まつり 企業連の部 優勝

  • ※オンラインメンテナンス、ゼロケミ、テクノサービスは三浦工業(株)の登録商標です。
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