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「バラスト水処理装置HK」が「第44回優秀環境装置表彰」にて
日本産業機械工業会 会長賞を受賞

2018/06/28

お知らせ

 産業用ボイラのトップメーカーである三浦工業株式会社(本社:愛媛県松山市 社長:宮内大介)は、2018年6月20日に行われた、一般社団法人日本産業機械工業会主催「第44回優秀環境装置表彰式」において、弊社のバラスト水処理装置(HK)が、「日本産業機械工業会会長賞」を受賞しましたことをお知らせいたします。

 今回受賞したバラスト水処理装置(HK)は、バラスト水に混入している水生生物の分離・除去・殺滅などを行う工程において、弊社独自のフィルタとUVリアクタを組み合わせたシステムです。活性物質(薬剤)不使用の処理水のため、排出地の生物に影響を与えず、非常にクリーンなプロセスでバラスト水中の水生生物を排除します。これらの特長が独創性、性能、経済性、将来性の面において地球環境の保全に有効な装置として高く評価され、今回の受賞に至りました。

 今後も、熱・水・環境の分野で、環境に優しい社会、きれいで快適な生活の創造に貢献する企業として、お客様のニーズに合った製品・サービスを提供してまいります。

第44回優秀環境装置表彰式(授賞の様子).jpg  賞状.JPGメダル.JPG

▲表彰式の様子                 ▲賞状とメダル

※「バラスト水」とは

 貨物船などにおいて、積み荷が少ない時などに船舶のバランスを保つために取り込む水のこと。このバラスト水に含まれている水生生物が他の水域で放出されると、外来種として生態系に影響 を与える問題から2017年9月に船舶のバラスト水および沈殿物の規制および管理のための国際条約(略称:船舶バラスト水規制管理条約)が発効された。

 これにより新造船については「バラスト水処理装置」の搭載が義務化され、就航船についても2024年9月までの搭載義務が確定している。弊社では、2014年4月に初号機を納入して以来、年々受注実績を伸ばしており、日本はもちろん、中国、アメリカ、シンガポール、オランダなど世界の海でお客様のニーズにお応えできるようメンテナンス体制を整えている。

 ⇒詳しくはHPをご覧ください:https://www.miuraz.co.jp/en/bwts/

                                            以上

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