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ミウラのバラスト水処理装置「HK」 USCG船上試験に向けて運転テスト開始

2016/10/18

ニュースリリース

発行日:2016年10月18日

 小型貫流ボイラのトップメーカである三浦工業株式会社(本社 愛媛県松山市 社長 宮内大介)(以下、ミウラ)は、このたび,バラスト水処理装置「HK」(以下、HK)が、USCG型式承認*1取得条件である船上試験に向けて運転テストが開始されたことをお知らせいたします。

 ミウラは、AMS*2をすでに取得しており2017年度、USCG型式承認取得を目指し準備を進めております。今回の船上試験準備では、認定独立試験機関(IL)*3の試験サイトであるMERC(Maritime Environmental Resource Center)と諸々の評価基準や解釈について協議を行い、USCGの求める「異なる海域」で試験が行える航路を持つ試験船にHKを搭載し、現在ステータス試験を実施しています。また、生物試験の生死判定については、海水・淡水の両条件でUSCG ETVプロトコル条件に基づいた染色法による判定をミウラで確認しUSCG型式承認取得に備えています。

 今後、スケジュールに沿ってシステムの運転・性能テストを行い、USCG型式承認取得とさらなる品質向上に努めてまいります。

※1 USCG型式承認・・・USCG(United States Coast Guard:米国沿岸警備隊)が定める独自のバラスト水処理規制に伴う、バラスト水処理装置承認。

※2 AMS(Alternate Management Systems)・・・USCGが、IMO(International Maritime Organization:国際海事機関)により承認されたバラスト水処理装置を一時的に認めた措置。

※3 認定独立試験機関(IL)・・・USCG指定の独立認定試験機関(IL:Independent Laboratory)

                                                                以上

▼お問い合わせ先

三浦工業株式会社 ブランド企画室

TEL:089-979-7019 FAX:089-979-7126

Mail: info_miuraz@miuraz.co.jp

20161018_USCG船上試験に向けて運転テスト開始.pdf

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