メンテナンス体制
MAINTENANCE
保守契約制度 ZMP
ZMPは、ミウラ独自のボイラ保守契約制度として’72年にスタートし、今では水処理機器、食品機器、メディカル機器など、ミウラのメンテナンスの基本となっています。フィールドエンジニアによる定期点検、維持管理を実施、契約期間中の故障修理も保証。より安全に、安心してミウラの製品をお使いいただけます。
メディカル機器保守契約
「滅菌保証のガイドライン2015」「ヘルスケア製品の滅菌ISO17665」に沿ったミウラ独自の点検内容で滅菌の信頼性をバックアップします。
安心のカタチ① 点検
滅菌機能の点検で安心
ZMPに滅菌機能点検を追加することで「滅菌保証のガイドライン2015」に沿った内容の点検で、滅菌バリデーションをサポートします。
滅菌保証のガイドライン2015 | 実施項目(滅菌機能点検) |
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1.2.6バリデーション IQ 据付時適格性確認 勧告A 滅菌装置が仕様どおりに供給および設置されているという証拠を得ること、および、その結果を文書化すること |
①水平度
②空調設備 ③蒸気一次圧 ④給水一次圧 |
OQ 運転時適格性確認 勧告A 操作手順どおりに滅菌工程を作動させた際、予め決められた範囲で装置が作動するという証拠を得ること、および、その結果を文書化すること |
⑤温度ループチェック
⑥圧力ループチェック ⑦ 無負荷運転機能確認(ボウィー・ディックテスト) ⑧無負荷缶内温度分布 ⑨真空到達時間の確認 ⑩真空リークチェック |
PQ 稼動性能的確性確認 勧告B 操作手順どおりに設置され、作動させた場合に、装置が常に予め定められた基準に従って稼動し、仕様書どおりの滅菌物を生み出すという証拠を得ること、および、その結果を文書化すること |
⑪有負荷運転機能確認(CI)
⑫有負荷缶内温度分布 |
1.2.2 滅菌剤の特性および品質管理 勧告B 滅菌剤の品質(蒸気の質, EOGの組成など)は滅菌に直接影響するため、その品質について留意し滅菌物に与える影響を事前に十分に評価し、日常に用いる滅菌剤の品質管理を適切におこなう |
⑬電気伝導度
⑭蒸気過熱の有無 |
①~④:据付時のみのオプション ⑪~⑬:オプション
安心のカタチ② 維持
滅菌器の安全性“維持”で安心
- 年1回の法規で定められた「法定点検」の実施(受検申請の手続き及び受検手数料は除く。)
- 障害物検知部の作動や、内缶高圧力スイッチの安全装置の点検
- 定期的な点検により、不意の故障を防止し、安定した滅菌業務を維持
安心のカタチ③ 保証
保全費用の“保証”で安心
缶体を含む滅菌装置本体部分を全て含めた保証で、部品代、修理代、出向料金は基本的に不要。保全費用の予算化が可能です。
例えば、真空ポンプの故障では、部品代だけでも数十万円、更に、修理代、出向料金が必要です。ZMPなら修理費用が予算化できるため、迅速な修理、交換も可能です。