世の中に貢献したい、ミウラから。
革新的な滅菌技術
「ETstera」誕生。
エンドトキシンは、あらゆるところに存在し、医療分野でコントロールが必要な物質です。
にもかかわらず、60℃以下の温度で99.9%以上不活化する技術は存在していない※1。
この課題に真っ向から挑戦したのが、私たちミウラです。
過酸化水素ガスとオゾンガスの混合ガス技術。
ETステラは、99.9%以上エンドトキシンを不活化※2 できます。
エンドトキシン除去にお困りの方はもちろん、
感染症の対策からバイオテクノロジー、先進医療まで。
高度な滅菌環境の構築を求める、あらゆる現場へ。
新しい技術から、新しい未来を。ミウラと一緒に始めましょう。
※1 参考文献「細渕和成 棚元憲一、各滅菌法による乾燥エンドトキシンの不活化、東京都立産業技術研究所報告第2号(1999)」より
※2 菌種、塗布量、塗布表面の材質や粗さなど、対象物の違いによって不活化率が異なります。
グラム陰性菌の死骸に含まれる発熱性の毒素です。従来の滅菌方法では、低温でエンドトキシンまで十分に不活化できませんでした。たとえ菌を死滅させても、エンドトキシンは不活化できず、毒性が残ります。きわめて微量でも体内の血中などに入ると発熱を引き起こし、多量になると多臓器不全などを誘発してしまうのです。
世界中に人やモノが行きかう今。
手間のない除染・滅菌が広がれば、
誰もが安心して
移動できる日を取り戻せる。
細胞の異常増殖を抑えて
培養などの作業精度を向上。
研究・開発のさらなる成果に
つなげられる。
滅菌効果を高めながら
残留毒性を軽減できる。
安心できる空間が増えれば、
暮らしはもっと快適になる。
薬が効きにくくなる薬剤耐性の問題。
耐性化につながる物質が少ない
生活環境を構築できれば、
薬剤耐性菌の発生の抑制につながる。
ETステラは、世界を変える低温滅菌技術。
だからこそ、夢見れる未来がある
ETステラの最大の特長は、混合ガス処理技術による滅菌法です。過酸化水素ガスに少量のオゾンガスを添加して促進酸化を誘発し、滅菌効果を向上。これにより、従来の滅菌法では充分に不活化できなかったエンドトキシンを99.9%以上不活化します。また、低温での滅菌なので高温滅菌法に比べて対象物が限られず、さらに従来の滅菌法より手間やコストの負担も大きく低減できるのです。
樹脂やプラスチックといった耐熱性のない「素材(Product)」から「人(Person)」に関わる技術や道具。さまざまなシーンでエンドトキシンを不活化できるからこそ、高度な滅菌環境が求められる先進領域での利用にも適しています。
世界中で、さまざまな滅菌技術が開発されてきました。また、滅菌コストも重要なポイントでした。現在、主流の高圧滅菌においては、エンドトキシン89%までは不活化できていましたが、ETステラは99.9%以上のエンドトキシン不活化が低温、低コストで実現できます。
過酸化水素は低温滅菌に有効である一方で、残留成分の毒性が問題です。そこで、ETステラは、過酸化⽔素ガスとオゾンガスを混合させる混合ガス処理技術を採用。過酸化水素の使用量を大幅に低減することで、残留毒性だけでなく、滅菌物の材質劣化を抑えることに成功したのです。器材にやさしく、作業者の健康被害の低減にもつなげられます。