ミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)について
ミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)は、ミウラグループの創業者である三浦保(1928-1996)が生前に企画し1998年に竣工した美術館です。三浦保は一代のうちに創業から上場までを成し遂げ、事業家として成功をおさめました。その背景には、その基となるゆるぎない経営哲学があり、またこれと対を成すように、幅広く、奥行きのある芸術活動がありました。特に陶芸においては、実践者として本格的に取り組み、茶陶をはじめ、晩年には識者から「ミウラート」と命名された陶板画の制作に到達し、独自の境地を見いだしました。本人の意向で庭園にはその「ミウラート」を展示し、その後に制作された国内外の芸術家の作品とともに、来館される皆様をお迎えしております。
三浦保について
三浦保(1928-1996、愛媛県松山市出身)はミウラグループの創業者。
実業家として多忙を極める中、美術品の蒐集を行いながら自らも陶芸、陶板画、書などの芸術活動を行っていました。特に陶板画は三浦保が生み出した制作技法で、識者より「ミウラート」と命名されました。