ミウラート・ヴィレッジでは「坪島圡平展 ー心の陶ー」を開催いたします。 坪島圡平氏(1929-2013)は17歳で「東の魯山人、西の半泥子」と称される川喜田半泥子に弟子入りしました。 半泥子は常に土を尊び、「やきものは人間の生き方の反映」という信念で心のままに作陶しました。
圡平氏が34歳の時に半泥子が亡くなり、その若さで半泥子の窯「廣永窯」を継ぐことになりますが、 偉大なる半泥子の作陶精神を後世に残すべく廣永窯の発展に努めながらも、 自身の陶芸とは何かを追求し続けました。 圡平氏は半泥子が茶陶中心の世界であったのに対し、料理を美しく盛る「食器」を 独自の世界観で制作するようになり、絵付け、大胆な透し、土に磁器を埋め込む象嵌技法を用いて、 圡平氏の考える「用の美」を兼ね備えた作品を作り上げました。
使い手に寄り添い、且つその使い心地以上に焼き物として魅了してやまない作品は、 圡平氏の焼き物に向き合い、そして思いやる「心」そのものです。 本展では、このような作品をはじめ、圡平氏が得意としていた大壺や灯籠など約60点展示いたします。 ぜひこの機会に御覧ください。
展示タイトル | 坪島圡平展-心の陶- |
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開催期間 | 2019年9月15日(日)~2019年10月27日(日) |
開館時間 | 9:30~17:00(入場は16:45まで) |
休館日 | 月・火曜日(祝日は開館) |
入場料 | 一般600円(前売り400円)、高大生300円、中学生以下無料 |
前売券販売場所 | いよてつ髙島屋プレイガイド、明屋書店MEGA平田店、ミウラ―ト・ヴィレッジ(※当館にて購入の場合は、購入日は利用不可。) |
<特記事項>
※65歳以上の方は年齢確認ができるものをご提示いただければ前売り料金となります。
※障害者手帳をご持参の方はご本人と同伴者1名様まで前売り料金となります。