このたび、ミウラート・ヴィレッジでは、『ネルソン・ドミンゲス展 生命の光』と題し、キューバを代表する作家ネルソン・ドミンゲスの個展を開催致します。
今展に出品される、ネルソン・ドミンゲスの代表作の一つ、陶板画作品〈生命の光〉は、当館にとっても記念碑的な作品です。
作品の交流から始まったネルソン・ドミンゲスと当館の創立者故三浦保ですが、三浦保の生前に二人の作家が会うことはかないませんでした。三浦の切望したネルソン・ドミンゲスとの協作の夢は、三浦の死後、その陶板画技術をネルソン・ドミンゲスの作品に提供する形で、実現されました。〈生命の光〉は、その第一作。これまで、ドミンゲスの手元におかれていたこの作品が、松山で、初めて展示されます。
陶板画は、焼き物の板に釉薬を絵の具のように用いた作品です。三浦の技術は、絵画を越えるマチエルと耐久性、器の枠にとらわれない陶芸の自由な創造性を可能にしました。まさに、陶器と絵画が融合した芸術といえます。ドミンゲスは、その技術を存分に使って、彼の世界を表現しています。
この秋、ミウラート・ヴィレッジで、生命の息吹に触れてください。
展覧会名 | ネルソン・ドミンゲス-生命の光- |
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開催期間 | 2002年9月21日(土)~12月1日(日) |
開館時間 | 9:30~17:00(入館は16:45まで) |
休館日 | 月~金曜日 |
主催 | 三浦工業株式会社 |
共催 | 株式会社ミウラ |
後援 | キューバ共和国大使館 |
企画 | プロモ・アルテ ラテンアメリカンアートギャラリー |
入場料 | 一般500円、学生400円、未就学児無料 |
レセプション
9月21日(土)
午後4:00~
ネルソン・ドミンゲスをかこんでのレセプションをいたします。