Q & A
[水処理機器]
維持管理
硬度指示薬はなぜ必要ですか?
安定した処理水をボイラに給水するため、 硬度指示薬を使っての硬度漏れ確認が必要になります。
ボイラをより安心してお使いいただくためには、ボイラ本体はもちろんのこと、日常的な水管理が重要になります。
例えば、硬度成分の高い水をボイラに供給すると、水中の硬度分が熱せられたことで金属質の固まりになり、水管の内面に付着します。この金属質の固形分を「スケール」といい、一度水管内に付着してしまうとなかなかとれません。そのまま使い続けると、水管が詰まり、または腐ってボイラはパンクします。そのためスケール付着を防止するには、ボイラに供給する水の硬度分を取り除く必要があります。
“硬水(硬度分を含んだ水)”を軟水装置に通すと、水中の硬度分が除去されて“軟水(硬度分を含まない水)”ができます。ここで硬度分がきちんととれているかを測定するものが「硬度指示薬」です。
処理水に硬度指示薬を入れると、水の色で軟水か硬水かを確認でき、簡単に日々の軟水チェックができます。
ミウラでは硬度指示薬アイットの他に、硬度もれを光学的に測定し判定できる硬度もれ警報装置カラーメトリがあります。