Q & A

[水処理機器]

維持管理

給水管延命を考えております。何かありますか?

通常、水中には8~10㎎/Lの酸素が溶存しています。その酸素が、水・配管の鉄と反応し、配管の「サビ」を引き起こす要因になっています。錆びると、飲料水基準として定められている鉄濃度を超えてしまう場合があります。また、配管のサビの進行を放置しておくと漏水につながります。サビを防止するには、この溶存している酸素を除去し、配管の腐食を抑えることが最も有効です。
水中の溶存酸素を取り除く方法としては、水処理薬品の脱酸素剤を添加する方法や、脱酸素装置を使用する方法があります。脱酸素装置は、特殊な気体分離膜を搭載し、水の中から気体の酸素を取り出します。このため、脱酸素装置で処理した水は、溶存酸素の状態となり、配管を長持ちさせます。すでに錆びてしまった配管の腐食防止にも有効です。

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