用語集

あ行

アウトサイドメカニカルシール
回転環が液中に無いメカニカルシールのことです。メカニカルシール部品のほとんどを大気側に設置できるため、接液部分がシンプルな形状になります。そのため、洗浄性に優れており、食品業界等に適しています。
圧力
ある面積に対して垂直方向にはたらく力のことです。ポンプを使用することで、液体に圧力を与えることができます。ポンプの選定に必要な圧力は配管の長さや途中の機器、送りたい高さ等によって決まります。
圧力損失
配管内で流体が失う圧力のことです。配管の長さや途中の機器、送りたい高さ等によって決まります。特に粘性の高い液体だと圧力損失が大きくなり問題になることがあるため確認が必要です。
インサイドメカニカルシール
回転環が液中にあるメカニカルシールのことです。アウトサイドメカニカルシールに比べて液体が漏れにくいというメリットがあります。
インバータ
周波数を変えるために使用される機器です。容積式ポンプは回転数と流量が比例するため、流量を変更したい場合、インバータを使用してモータ回転数を変える必要があります。
遠心ポンプ
遠心力を利用して流体にエネルギーを与えるポンプです。雨が降っているときに傘を回すと、水滴が横に飛ぶ現象と同じ原理です。ポンプ内部にはインペラという部品があり、これが回転することで流体に遠心力を与えます。

か行

キャビテーション
液中で圧力が局所的に下がることで、液体が沸騰し泡が発生する現象です。圧力が下がると液体の沸点も下がるためこの現象が発生します。キャビテーションは異音や泡の衝撃による部品の破損の原因となります。
コンタミ
コンタミネーションの略で、異物が混入することです。

さ行

CIP
Cleaning In Placeの略で、定置洗浄と訳されます。ポンプなどの装置を分解することなく洗浄するシステムのことです。
真空度
真空の程度を表す単位で、圧力によって示されます。真空とは空間内の圧力が大気圧以下の状態を指します。空間内の気体を排出することによって真空が作られますが、空間内の気体の量が多い(=大気圧に近い状態)と低真空、少ないと高真空と言われます。
真空ポンプ
水封式真空ポンプMEA 真空ポンプってなに?」を参照
スラリー
液中に含まれる固形物です。スラリーが含まれる液体の移送はポンプ内部部品の摩耗の原因となることがあります。
セパレータ
水封式真空ポンプは吐出口から水と空気が一緒に排出されます。セパレータはその水と空気を分離するためにポンプ吐出側に取り付けられる部品です。セパレータを付けることで分離した水を再利用できることやポンプの運転音を低減させることができます。

た行

定量性
一定時間における、流量のばらつきの程度のことです。定量性が悪い場合、一定時間間隔でポンプをON-OFFさせたときに流量が大きくばらつきます。
到達圧力
空間内の気体を真空ポンプで吸い出したときの、最終的な圧力です。真空ポンプの種類によって到達圧力はある程度決まっているため、必要な圧力に応じてポンプを選定する必要があります。
トルク
物体を回転させる能力の大きさです。モータのトルクが不足しているとポンプが回転しないといった現象が発生します。

な行

ナイフエッジ
メカニカルシール摺動面の形状の一種です。標準は平面となっておりますが、ナイフエッジは標準に比べ細くなっています。粘性の高い液体のときに選定されます。
内部漏れ
ポンプ内部で循環している流れのことです。ポンプ内部のすきまが大きくなると内部漏れが多くなり、ポンプの吐出量が低下します。
粘度
液体の粘性を示す値です。単位はPa・s(パスカルセック、パスカル秒)やcP(センチポアズ)で表されます。粘度を把握することでポンプ選定時の計算を正確に行うことができます。

は行

排気速度
真空ポンプにおける、気体を吸いこむ速さのことです。真空ポンプの大きさ・性能を示す基準となります。
パッキン
ポンプ内部の液体をシールするためのゴム部品です。部品と部品の間にゴムを入れることで液体の漏れを防ぎます。液体の種類によって適した材質が変わるため選定が必要になります。
フラッシング
メカニカルシール摺動面に大気側から液体を流す方式です。摺動面の冷却や、スラリー・固形物の除去を目的に選定されます。
ベーンポンプ
容積式ポンプの構造による分類の一種です。平板状のベーン(ブレード)によって容積の変化を生み出し吸入・吐出を行うポンプのことを指します。
ヘルール
配管継手の種類の一つです。サニタリー継手、IDFヘルールとも言います。分解洗浄が容易であるため、食品業界では一般的な継手です。

ま行

メカニカルシール
ポンプシャフトからの液漏れを防ぐためのシール部品です。回転しているシャフトをシールするために、シャフトに取り付ける回転環とケーシングに取り付ける固定環との2部品に分かれています。精密部品であるため取り扱いに注意する必要があります。

や行

容積式ポンプ
ポンプ内部の容積を変化させることで流体にエネルギーを与えるポンプです。竹で作った水鉄砲や注射器と同じ原理で流体を圧縮・拡大することで液体を移送します。
揚程
ポンプが液体を送れる高さのことです。単位はm(メートル)で表されます。容積式ポンプの場合は吐出圧力としてMPa(メガパスカル)で表記されることが多いです。

ら行

リークバルブ
真空ポンプの吸気側に取り付けられる、大気から空気を吸うためのバルブです。真空にしたい空間内の圧力を調整する用途で使用されます。
流量
ポンプが一定時間に送れる液体の量です。単位はL/min(リッターパーミニッツ)等で表されます。
理論吐出量
容積式ポンプの一回転あたりの吐出量のことです。単位はL/rev(リッターパーレボリューション)等で表されます。ポンプの能力を比較するときの基準となります。
ロータリーポンプ
ポンプの構造による分類の一つです。真空ポンプとしても、液体移送用のポンプとしてもロータリーポンプは使われています。

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