食料品の製造ならびに販売
株式会社鵜舞屋 様

「飽和蒸気調理機」「レトルト殺菌機」
の導入で新商品の幅と可能性が拡大!

創業は明治10年、岐阜県の特産品である鮎や飛騨牛を加工し、お土産品として販売している鵜舞屋様。100年以上の歴史をもつ老舗の鵜舞屋様ですが、シンガポールWAREES HALAL協会のHALAL認証を取得するなど、新しいことにも次々と挑戦しています。今後は輸出にも力を入れていきたいという流れから「レトルト殺菌機」の導入を検討されていた中、新工場の建設に伴いミウラの機器を複数機導入いただきました。特に「レトルト殺菌機」「飽和蒸気調理機」を導入したことによって、新商品の可能性が拡大したといいます。

ミウラ製品導入を検討したきっかけ

海外輸出の強化

2018年頃より、海外への輸出を強化するにあたってFSSC22000の取得を検討していた鵜舞屋様。FSSC22000の取得には、「レトルト殺菌機」の導入が必要不可欠でした。レトルト殺菌機を検討されている鵜舞屋様へ、ボイラを通して30年以上付き合いのあったミウラからも「レトルト殺菌機」をご提案させていただくことに。さらに、ミウラのオンリーワン商品である「飽和蒸気調理機」もご紹介させていただきました。

食品加熱冷却機CQ(左)レトルト殺菌機JQ(右)

特徴ある商品製造の着手

年間15万本以上販売されている「鮎昆布巻」をはじめ、牛肉しぐれや鮎すがた煮といった定番の人気商品を多数揃えている鵜舞屋様ですが、新たに特徴のある新商品を製造していきたいという考えもお持ちでした。その足掛かりとなる機器の導入も検討されていました。

鮎昆布巻

導入の決め手

ミウラだから提供できる「納得感」と「安心感」

決め手は、ミウラの安心感が大きかったと鵜舞屋様。飽和蒸気調理機においては、何度も本社(松山)にある食機ショールームのテストキッチンにお越しいただき、さまざまな食材を使って実際に機器の性能を確認されました。カタログだけでは伝えきれない機器の良さを確認し、納得した上で導入いただくことができました。
さらに、鵜舞屋様はミウラのアフターフォローには大きな信頼をお持ちでした。何か不具合が起きた時、窓口一つで解決するワンストップメンテナンスによる安心感も決め手の一つでした。

株式会社鵜舞屋 代表取締役 髙森様

工場フロー

「レトルト殺菌機」「飽和蒸気調理機」をはじめ、今回の新工場の建設に伴い「循環型冷水装置」「蒸気ボイラ」「水処理装置」「コンプレッサ」など、ユーティリティ機器全般を導入させていただきました。機器に不具合が起きた場合、窓口一つで対応することが可能です。
さらに、工場内にたくさんのメーカーや人の出入りがあればあるほど、衛生面でのリスクが高くなります。トータルサポートで安心できることはもちろん、ミウラの機器で統一することで人の出入りが制限でき、衛生面でのリスクが下がるというメリットも。

▲本社南工場納入場所

今回、鵜舞屋様に機器を導入していただくにあたり、装置機能の保守は勿論、装置廻り配管を含めたサニテーションを含めた保守契約を結ばせていただきました。この契約は今まで存在していたものではなく、「食品を扱うのなら、まずは工場が清潔でなくてはならない」という鵜舞屋様の意向から、他の事業者様も含め今回初めて契約させていただいたものです。通常は、配管の上にホコリがたまってしまうと、ホコリが焼けてしまい配管の上にこびりついて取れなくなってしまいます。契約通り定期的に配管の上を清掃することで、機器を導入して1年経過した現在も美しい状態を保っており、鵜舞屋様にも喜んでいただいています。

今後のミウラに期待すること

安心感はそのままに、互いに協力して業界を盛り上げたい

三浦工業さんに期待することは、「トータルソリューション/ワンストップメンテナンス」といった大きな安心感です。そして、今後は食品の開発まで一緒にやっていきたいと思っています。その理由として、特に「飽和蒸気調理機」に関しては、まだまだ私たちがこの機器を使いきれていないのではないか、今の使用方法以外にももっと可能性があるのではないかと感じているからです。食品のプロである我々と機器のプロである三浦工業さんがタッグを組めば、さらに業界が面白くなると確信しています。

導入製品ピックアップ

ヒット商品の創出とSDGsへの取り組みを実現させた「レトルト殺菌機JQ」

多段の加熱制御が可能。全体にムラがなく、均⼀な殺菌を実現します。

用途:レトルトパウチ、缶詰などの殺菌

製品導入事例はこちら

使うほどに可能性が感じられるミウラのオンリーワン機器「飽和蒸気調理機CK」

飽和蒸気で加熱調理するシステムで多彩なメニュー開発が可能。

用途:魚や貝類の煮物、蒸し物の調理

製品導入事例はこちら

株式会社鵜舞屋 様

https://www.umaiya.co.jp/

1877年(明治10年)より、岐阜県の長良川鵜飼の土産品として、鮎加工品や佃煮惣菜を製造販売してきました。現在これらの商品は、全国のお客様から伝統的な佃煮惣菜としてご愛顧いただいております。また、伝統を守りつつも、新たなことに挑戦する姿勢も大切です。これまでの手造りを基本とした味を守ることはもちろん、日本の技術力を駆使した保存用包材、HACCP、ISOへの取り組みを通し『安心・安全』を確保し、『健康』を意識した商品づくりに取り組んでいます。

株式会社鵜舞屋 本社南工場
〒500-8281 岐阜県岐阜市東鶉1-5
株式会社鵜舞屋 本社南第2工場
〒500-8281 岐阜県岐阜市東鶉1-4
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