導入製品ピックアップ
ミウラのオンリーワン機器「飽和蒸気調理機CK」
60℃～120℃の飽和蒸気で加熱調理するシステムで、一般的な蒸し器での調理とは違った多彩なメニュー開発が可能。食材に合わせたプログラムを呼び出しボタンを押すだけの簡単操作で高度な調理を実現。
2022年に飽和蒸気調理機CKを導入いただいた株式会社鵜舞屋さま。導入するまでに、何度も松山のテストキッチンに足をお運びくださいました。導入後のリアルな感想や、今後の展開などをお話しいただきました。
実際に導入してみて
信頼と情熱が何よりの決め手
飽和蒸気調理機CKの導入の決め手は、ミウラの営業さんの熱意でした。ミウラのオンリーワン商品で素晴らしい性能を備えていることは伝えていただいていましたが、実際に使ってみないと良さが分からなかったので、松山の本社にあるテストキッチンに何度も足を運ばせていただきました。テストキッチンに伺うたびに、スネ肉やスジ肉、秋刀魚や鮎の骨はどうなるかなど、さまざまな食材でテストを重ね、この機器の良さを十分に理解してから導入を決定しました。提案の段階から導入に至るまで、とても誠実に対応していただきました。
商品の幅が大きく広がった
飽和蒸気調理機CKは、魚の骨まで柔らかく調理し、さらには煮崩れをすることなく調理ができるという特徴があるため、導入した時点では弊社の看板商品である「鮎昆布巻」に利用しようと思っていました。しかし、他の食材にも展開できることがわかり、今は、「ホタテ」と「ハマグリ」を煮ることに使っています。それまで貝製品は牡蠣の取り扱いしかなかったため、商品の幅が大きく広がりました。さらに、この商品が大変な人気商品に成長したため、使用しようと思っていた鮎ではなく、貝製品で占領されています（笑）。
小さいサイズの飽和蒸気調理機CKを導入したのですが、今となっては大きいものにしておけばよかったと思うほど、当初の期待以上に活躍してくれている機器です。
ミウラが提供する価値
新たな可能性を一緒に創造していきたい
ミウラさんの機器を導入するメリットは、機器の性能はもちろんアフターフォローにあると思います。何か不具合が起きた時に窓口一つで解決するワンストップメンテナンスの素晴らしさは、機器を導入後、日々実感しています。ボイラーを含めると30年以上のお付き合いがあるのでとても信頼していますが、その上で一緒に商品開発ができれば、さらにお互いの絆が深まると思っています。というのも、この飽和蒸気調理機CKに関して言えば「私たちは、この機器の１割も使いこなせていないのではないか」と感じており、「こんな風に使うともっといいですよ」と機器の特徴を教えてもらいたいと思っています。ミウラさんのオンリーワン機器であるがゆえに、競合との商品の差別化に繋がりますし、そのくらいこの飽和蒸気調理機CKには可能性を感じています。逆に、私たちがミウラさんの機器を使って商品を作ることで、「ミウラさんの機器ってこういうこともできるんだ」と知ってもらう機会にもなると思います。機器を扱うプロのミウラさんと食品のプロの私たちが協力すれば、お互いの業界がもっと面白くなるのではないかと期待しています。
この記事で紹介した製品
飽和蒸気調理機 CK
60℃～120℃の飽和蒸気で加熱調理するシステムで、一般的な蒸し器での調理とは違った多彩なメニュー開発が可能。食材に合わせたプログラムを呼び出しボタンを押すだけの簡単操作で高度な調理を実現。
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株式会社鵜舞屋 様
1877年（明治10年）より、岐阜県の長良川鵜飼の土産品として、鮎加工品や佃煮惣菜を製造販売してきました。現在これらの商品は、全国のお客様から伝統的な佃煮惣菜としてご愛顧いただいております。また、伝統を守りつつも、新たなことに挑戦する姿勢も大切です。これまでの手造りを基本とした味を守ることはもちろん、日本の技術力を駆使した保存用包材、HACCP、ISOへの取り組みを通し『安心・安全』を確保し、『健康』を意識した商品づくりに取り組んでいます。
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