その他分析業務
TPH試験(GC-FID法)
GC-FID法によるTPH試験がお役に立ちます。
- 油膜や油臭の原因が鉱油であるか否かの確認及び油種の同定
- 油含有土壌の平面及び深度方向の存在範囲の把握
- 対策範囲の把握及び対策完了確認
『油汚染対策ガイドライン』(平成18年3月 環境省)
標準分析法
TPH試験(全石油系炭化水素:Total Petroleum Hydrocarbon)
油汚染対策ガイドラインに準拠
二硫化炭素で抽出し、カラム精製後、GC-FID(水素炎イオン化検出器付きガスクロマトグラフ)で測定します。
測定結果は、炭素数(C)により、C6~C12(ガソリン)、C12~C28(軽油)、C28~C44(残油)の3つの炭素範囲に区分し、ASTM標準軽油を標準物質として定量します。
代表的な鉱物油のクロマトグラム(下図)とサンプルのクロマトグラムを比較することにより、おおよその油種の同定をすることが可能です。
成分分析、異物分析
工場製品中及び製造設備から発生する異物中の成分分析及び使用する燃料油の分析を通じ、品質管理をお手伝いします。
測定機器
- 走査型電子顕微鏡-エネルギー分散型X線分析装置(SEM-EDS)
- フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)
分析依頼・資料請求など
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