水処理装置の停電後の運転再開について

停電および断水復旧後、水処理製品の運転を再開される場合は、以下にご注意くださいますようお願いいたします。 ご不明な点は、最寄りの弊社の営業所までお問い合わせください。

【装置の状態確認】
屋外設置製品が強風で破損している場合は、弊社までご連絡いただき、安全を確認の上、運転再開をお願いします。
特に電気制御機器に水がかかっている場合は、ご注意ください。

【滞留水のフラッシング】
停電中、装置内に長期間水が滞留し、変質している場合があります。
運転再開の際は、十分排水（フラッシング）の上、後段に処理水を供給してください。
特に処理水が飲用・食品営業用途の場合は、必ず実施をお願いします。

【現在時刻の確認・再設定】
長期間の停電中に装置の現在時刻がずれている場合があります。（機種や停電期間によって異なります。）
装置に表示されている現在時刻がずれている場合は、取扱説明書に従って再設定をお願いします。
現在時刻がずれたままお使いになると、定期的な再生運転を行う製品（軟水装置やろ過装置）では、再生が適切な時刻に行われなくなります。

【軟水装置・ろ過装置の再生】
軟水装置では、停電前の処理量によっては、運転再開後、早期に硬度漏れをするおそれがあります。
ろ過装置では、長期間の滞留によって、ろ過塔内の捕捉物やろ材が固着・詰まりを起こしている場合があります。
運転再開後、手動再生を実施していただくことを推奨します。

以上