きれいで快適な暮らしと持続可能な社会づくりに向けて
サステナビリティマネジメント

取締役常務執行役員
管理統括本部長
廣井 政幸
ミウラグループは、「企業理念」と「モットー」に代表される理念をグループ全員が共有し、従業員一人ひとりが活き活きと働き、お客様のお役に立ち、それが地球環境保全や社会貢献につながり、企業としても成長していくことを目指しています。その実現に向けて、長期的な視点でマテリアリティの取り組み強化を進め、ミウラグループとして社会の持続可能性を追求していくため、経営会議の審議、取締役会の承認を経て、2021年2月にサステナビリティ基本方針を策定するとともに、具体的な活動を推進していく経営の仕組みとして「サステナビリティ推進会議」を設置しました。この枠組みをしっかりと根づかせ、100年企業に向けた新たなチャレンジを進めていきます。 企業理念は、まさにミウラグループの存在意義(パーパス)であり、その担い手である“人財”が目指すモットーの実現とともに、持続可能な社会実現の貢献に通じるマテリアリティの取り組み強化を推進していきます。

サステナビリティ推進体制
サステナブルな経営を推進する仕組みとして「サステナビリティ推進会議」を年4回開催し、サステナビリティの重要課題(マテリアリティ)の推進に取り組んでいます。推進会議は、社長執行役員が指名するサステナビリティ推進担当役員を議長とし、関連部門の執行役員等で構成しています。推進会議では、方針・計画・施策の審議決定(Plan)、進捗管理(Check)、各部門の取り組みの促進(Action)を行います。経営会議および取締役会には審議・決定事項等を定期的に報告するとともに、必要に応じ重要事項を取締役会に付議・上程します。
役割
取締役会 |
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サステナビリティに関する重要な方針・戦略の決定 |
サステナビリティに関する推進体制の決定 |
サステナビリティに関する推進の監督 |
サステナビリティ推進会議 |
サステナビリティに関する活動方針・活動計画・施策の審議および決定 |
各部門の推進状況のモニタリング |
サステナビリティ推進会議の構成 (2021年9月現在) | ||
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議長 | 社長が指名するサステナビリティ推進担当役員 | |
メンバー | ||
国内販売事業部門 | 営業推進統括部署
FE推進統括部署 |
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海外事業部門 | 国際推進統括部署 | |
技術部門 | 技術統括・研究開発部署 | |
生産部門 | 生産事業・生産技術・資材調達部署 | |
管理部門 | 品質保証部署
法務・コンプライアンス部署 労働安全衛生部署 人事・人財開発部署 環境管理・環境保全推進部署 情報システム部署 |
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社長直轄部門 | 経営企画・DX推進部署 | |
事務局 | 経営企画・広報部署 |
主な審議内容
2021年2月 | サステナビリティ基本方針、推進体制
関連部門ごとのサステナビリティ活動計画及びKPI(中期と短期)の設定 環境長期ビジョン CO2排出(スコープ1・2)の削減取り組み |
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2021年5月 | サステナビリティ活動に関する外部有識者による講話
コーポレートガバナンス・コード改訂動向の共有 国連グローバル・コンパクトへの署名 内部通報制度の実効性向上 環境長期目標の立案の方向性 |
2021年8月 | CO2排出(スコープ3)の削減に関する外部専門家による説明会
コーポレートガバナンス・コード改訂内容(確定版)の共有と対応方針 サステナブル調達ガイドライン、グリーン調達指針(有害化学物質抑制)の制定 サステナビリティ社内浸透策 |
サステナビリティマネジメント体制図

マテリアリティ
ミウラグループでは、価値創造プロセスとその持続性に重要な影響を及ぼす課題を株主·投資家などの主要ステークホルダーの視点で抽出しています。マテリアリティ項目の取り組み強化により、社会的価値創出と経済的価値創出の両立を目指します
マテリアリティ特定ステップ
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株主·投資家などの主要ステークホルダーとの対話を通じて認識した期待·要請項目、MSCIなど主要ESG評価機関の評価項目、米国サステナビリティ会計基準審議会(SASB)の産業別マテリアリティを参考に、幅広く抽出 |
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ミウラグループの企業理念を踏まえ、中長期的な価値創造において重要度の高いテーマを社外の有識者の意見を参考に選別 |
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経営会議での審議、取締役会の承認を経て特定 |

株主·投資家などの主要ステークホルダーとの対話を通じて認識した期待·要請項目、MSCIなど主要ESG評価機関の評価項目、米国サステナビリティ会計基準審議会(SASB)の産業別マテリアリティを参考に、幅広く抽出

ミウラグループの企業理念を踏まえ、中長期的な価値創造において重要度の高いテーマを社外の有識者の意見を参考に選別

経営会議での審議、取締役会の承認を経て特定
ミウラグループのマテリアリティ
サステナビリティ推進活動
マテリアリティに対する具体的な取り組みを推進するため、関連部門ごとにステークホルダーに向けた方針の策定、3年中期計画とKPI、2021年度活動計画とKPIを設定しました。各部門の執行役員等がサステナビリティ推進責任者として部門の活動を推進していきます。また、他部門にまたがる課題などについては推進会議にて全体の方向づけを行い、マテリアリティの取組みの円滑化を図ります。推進会議は、今後6ヵ月ごとに各部門の取り組み状況をモニタリングしていきます。
国連グローバル·コンパクト
<UNGCの10原則>
人権 | 原則1.人権擁護の支持と尊重 |
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原則2.人権侵害への非加担 | |
労働 | 原則3.結社の自由と団体交渉権の承認 |
原則4.強制労働の排除 | |
原則5.児童労働の実効的な廃止 | |
原則6.雇用と職業の差別撤廃 | |
環境 | 原則7.環境問題の予防的アプローチ |
原則8.環境に対する責任のイニシアティブ | |
原則9.環境にやさしい技術の開発と普及 | |
腐敗防止 | 原則10.強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止の取組み |
UNGCに関する詳細につきましては、以下URLよりご覧ください。
・グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン:https://www.ungcjn.org/