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ミウラのバラスト水処理装置HK、USCG*1より淡水域におけるAMS*2承認取得

2016/03/24

ニュースリリース

小型貫流ボイラのトップメーカである三浦工業株式会社(本社 愛媛県松山市 社長 高橋祐二)は、このたび当社バラスト水処理装置HKが、USCGの定める淡水域におけるAMS承認を取得したことをお知らせいたします。

当社のバラスト水処理装置HK(以下、HK)は、2014年11月に海水・汽水域での承認を取得しており、今回の淡水域でのAMS承認取得により、USCGが定める条件下*3において塩分濃度に関係なく全水域【海水・汽水・淡水】でバラスト水処理装置の使用が可能となりました。これにより、さらにお客様の多様なニーズに柔軟にお応えしていきます。
今後、当社は自社に設備した淡水専用試験サイトを有効に活用し、HKのUSCG型式承認*4の取得に向けた試験確認を進めてまいります。

AMS承認取得までの経緯と今後の予定

2014年3月 IMOのガイドラインに基づいた承認を国土交通省より取得
2014年11月 USCGの定めるAMS承認取得【海水・汽水】
2015年11月 自社「淡水専用試験サイト」で淡水性能試験を終了し申請
2016年2月以降 USCG 型式承認に向けた淡水試験を継続
2017年度 USCG型式承認取得予定

※1 USCG・・・米国沿岸警備隊 (United States Coast Guard)
※2 AMS・・・USCGが、IMO (International Maritime Organization, 国際海事機関)により承認されたバラスト水処理装置を一時的に認めたAMS (Alternate Management Systems)と呼ばれる措置。
※3 IMOで規定されている塩分濃度 海水:32PSU以上 汽水:3~32PSU  淡水:3PSU以下
   USCGで規定されている塩分濃度 海水:28~36PSU 汽水:10~20PSU  淡水:1PSU以下 
※4 USCG型式承認・・・米国沿岸警備隊 (United States Coast Guard)が定める独自のバラスト水処理規制。

お問い合わせ先

三浦工業株式会社 ブランド企画室
TEL:089-979-7019 FAX:089-979-7126
Mail: info_miuraz@miuraz.co.jp

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