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低温循環型冷水装置「CRシリーズ」をモデルチェンジ

2016/08/30

ニュースリリース

発行日:2016年8月30日

 小型貫流ボイラのトップメーカである三浦工業株式会社(本社 愛媛県松山市 社長 宮内大介)は、食品工場向けの低温循環型冷水装置「CRシリーズ」のモデルチェンジ機を発売します。 


<開発の背景>
 近年の食品工場の衛生概念、省エネニーズの高まりを受け、2006年より発売し、多くのお客様にご愛顧頂いている低温循環型冷水装置「CRシリーズ」をモデルチェンジしました。

<装置の概要>
 食品工場において、食品を冷却する冷水は食品の鮮度や安全性を守るために重要なユーティリティとなります。より低温であることは品質向上に効果があるだけでなく節水や省エネに繋がります。1℃に近い低温冷水を安定供給することにこだわり、装置の心臓部である熱交換器を全面リニューアルしました。

<モデルチェンジの特長>
●詰まりに強い熱交換器
従来の熱交換器と比べ、冷水側流路幅が大きいため食材や異物による詰まりに強く、さらにコルゲート加工による乱流が伝熱面に汚れを付き難くさせるため、豆腐等のパック食材を冷却する冷却槽との直接循環が可能となりました。
●凍結に強い熱交換器
冷水の滞留部のないモノチューブ構造を採用することで非凍結性を向上させ、さらに万一凍結しても冷水の体積膨張を水管が吸収するため、水管が破損しないフェールセーフ構造としました。
●省エネ性向上
インバータ冷凍機による冷却負担に合わせた容量制御運転、電子膨張弁、液ガス熱交換器による冷媒最適運転により、年間消費電力を約16%削減しました。(当社従来装置との比較による)

<機種>
 名称  :低温循環型冷水装置
 型式  :CR-30J
      将来的にCR-8J、16Jをラインナップ
 冷却能力:57.18/64.12kW(50/60Hz)
      外気温32℃、冷水出口温度1℃の場合の値です。

発売日 2016年7月1日より
販売目標台数 100台/年


以上


▼お問い合わせ先
三浦工業株式会社 ブランド企画室
TEL:089-979-7019 FAX:089-979-7126
Mail: info_miuraz@miuraz.co.jp

低温循環型冷水装置「CRシリーズ」をモデルチェンジ〔250KB〕

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