優秀省エネルギー機器表彰『日本機械工業連合会会長賞』受賞~高圧貫流ボイラSQ+ダブルドレン回収ユニット~
2016/01/22
お知らせ
小型貫流ボイラのトップメーカである三浦工業株式会社(本社 愛媛県松山市 社長 髙橋祐二)の『ガス焚き高圧貫流ボイラSQとダブルドレン回収ユニット(クローズドドレン回収装置HXとフラッシュ蒸気回収装置付きオープンドレンタンクMDT-H)のシステム』が、一般社団法人日本機械工業連合会が主催する優秀省エネルギー機器表彰において、「日本機械工業連合会会長賞」を受賞しました。
1,0MPaを超える高圧蒸気を間接加熱蒸気利用している事業所では、負荷機器から排出されるドレンをボイラ給水に再利用していますが、負荷機器から排出される際に発生するフラッシュ蒸気を上手く熱回収する事が、さらに運転効率を高めるポイントとなります。
本システムは、1,0MPaを超える高圧蒸気を燃焼伝熱同室方式ガス焚き高圧貫流ボイラ(高圧SQ)で供給し、間接加熱蒸気利用の負荷機器で発生したフラッシュ蒸気の廃熱を貫流ボイラに最適化したクローズドドレン回収装置(HX)およびフラッシュ蒸気回収装置を搭載したオープンドレンタンク(MDT-H)のダブルドレン回収ユニットで極限まで熱回収するクローズドドレン回収システムです。
高圧SQはクローズドドレン回収条件下において、業界最高となるボイラ効率96%(エアヒータ仕様、給水160℃時)を達成し、実運転負荷においても台数制御装置で燃焼台数および燃焼状態の最適化を行い、高いシステム効率を維持します。このSQに、工場負荷機器から排出されるドレンの熱を無駄なく回収するダブルドレン回収ユニットを組合せることで、熱エネルギーを無駄なく使いきる省エネシステムを構築でき、今回、高い省エネルギー効果を評価されての受賞となりました。