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『日本冷凍空調学会 技術賞』 受賞のお知らせ
~ 廃熱回収型ボイラ給水加温ユニットVH型 ~

2020/06/23

お知らせ

 産業用ボイラのトップメーカーである三浦工業株式会社(本社:愛媛県松山市、社長:宮内大介)は、「廃熱回収型ボイラ給水加温ユニットVH型」(以下、本製品)が公益社団法人 日本冷凍空調学会主催の「第47回日本冷凍空調学会 技術賞※1」を受賞いたしましたのでお知らせいたします。
 本製品は、一般財団法人省エネルギーセンター主催の「2019年度省エネ大賞※2」においても「製品・ビジネスモデル部門 資源エネルギー庁長官賞」を受賞しており、今回の受賞を受けてダブル受賞となりました。

日本冷凍空調学会賞技術賞_20200519.JPG▲日本冷凍空調学会賞 技術賞 表彰盾

※1 冷凍・空調分野における機器・装置・設備・システム・施工法などの新技術として評価され受賞
※2「2019年度省エネ大賞」受賞についてはこちら
   https://www.miuraz.co.jp/info/information/2020/02/2019vhromro-c.html

受賞製品 「廃熱回収型ボイラ給水加温ユニットVH型」 について

 工場の温水廃熱量を調査した結果では60℃以下の低温廃熱が全体の約半分を占めるため、これを有効に活用することで大幅な省エネルギーにつながります。弊社では独自の高効率ヒートポンプの開発に着手し、ヒートポンプの技術と従来から得意とするボイラ・水処理関連の技術とを融合させて本製品を2013年4月に発売しました。通常のヒートポンプシステム(蒸発/圧縮/凝縮/膨張)に加え、以下の2つの特長があります。
(1) 蒸発器後の廃温水からの更なる熱回収
(2) 凝縮器後段に設置した過冷却器による冷媒からの更なる熱回収

VH-155Lラベル消去.jpgのサムネイル画像

 従来捨てられていた熱を弊社独自のヒートポンプで徹底的に活用し、ボイラ給水の加温で有効に使いきることができるシステムであり、これまでの基本的なヒートポンプの約2倍となるCOP※10.2を達成しました。ボイラシステム全体としては約5%の燃料削減としました。また、本製品はボイラ給水用途以外にも適用可能です。

※COP:Coefficient Of Performance(成績係数)エネルギー消費効率のこと。電力1kWを使ってどれだけの効果を得られるかという指標。

※製品詳細ページはこちらhttps://www.miuraz.co.jp/product/thermoelectric/vh.html




▲ボイラ給水加温ユニット VH-155L

以上

お問い合わせ

三浦工業株式会社 ブランド企画室
TEL:089-979-7019 FAX:089-979-7126
Mail: info_miuraz@miuraz.co.jp

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